・いつ何をしていいか分からない!
・サッチングは何月にすればいいの?
・冬の時期にする作業って何があるの?
など他にも年間通せば多くの悩みがあると思います。
ここでは年間管理表から月ごとの芝生の手入れで行うべき作業を紹介していきます。ただし、私が管理しているのは日本芝なので、これから紹介してくのは日本芝限定になりますのでご注意ください。
私は問題が起きた時にはネットやYouTubeで調べ対処してますが早く分かってたら予防が出来ていることがほとんどでした。
計画的な管理をすることで数か月先に発生しそうなことを予防できるので手入れに対する不安や悩みが無くなります。その上、自分にはどの機材が必要なのかも分かってくるので計画的な予算管理もできるのようになります。
【芝生】年間管理表
これが基本となる年間の管理表になります。
手入れを行ってもいい月を表示しているので必ず作業するわけではないので注意してください。詳しくは月ごとの管理計画をご覧ください。
月ごとの管理計画
1月の手入れ
1月は日本芝にとって休眠時期の状態になります。なので、ほぼ手入れの必要がないです。
寒いのが苦手な人にとっては助かりますね。
私も家の中から芝生を眺めるぐらいですかね。
1月に行える作業
・雑草取り
1月の詳しい手入れの内容はコチラになります。
2月の手入れ
2月も芝生は休眠状態ですが、下旬ごろから芝生達を起こす準備に取り掛かる時期になります。
2月下旬でも、まだ寒いですが頑張りましょう!
この時期から作業することで数ヶ月先の芝生の色付きに差が出てきます。
2月に行える作業
・雑草取り
2月の詳しい手入れの内容はコチラになります。
3月の手入れ
3月になると日本芝の活動が再開します。2月下旬に更新作業を行っていない人は早目に行いましょう。
新芽が出始めるのでワクワクしてきます。
不陸修正する人は目土の準備をしましょう。
3月に行える作業
・雑草取り
・サッチング
・目土
・肥料
オススメは更新作業
3月の詳しい手入れの内容はコチラになります。
⇒『芝生・3月の手入れ編』更新作業が芝生にとって重要な3つの理由
4月の手入れ
4月下旬頃には芝生が徐々に緑色に!嬉しい時期ではありますが病害、雑草と悩む時期に突入します。
病害、雑草が活発化すると分かっていれば予防対策するだけです!ここで大事なのは全ての病害の予防はできないと理解することです。
予防してても病害のリスクは減少するだけ無くなりません。
しかし予測はできてるので、すぐに対処できるはずです。
4月に行える作業
・雑草取り
・サッチング
・芝刈り
・目土
・肥料
・水やり
・病気対策
4月の詳しい手入れの内容はコチラになります。
⇒『芝生・4月の手入れ編』やることが分かれば作業が楽しくなる!
5月の手入れ
5月に入ると日本芝は全体的に新芽が生え揃い緑色になります。芝生同様に雑草の成長に驚かされます。こまめな草抜きが必要な時期でもあります。
来月は梅雨になるので病害対策も視野に入れましょう。
この時期は芝生よりも雑草の手入れをしている時間が多いので何をしているのかと考えてしまい自分との闘いにもなります。
そんな時は適切な除草剤を散布し早期解決しましょう!!
5月に行える作業
・雑草取り
・サッチング
・芝刈り
・目土
・肥料
・水やり
・病気対策
5月の詳しい手入れの内容はコチラになります。
⇒『芝生・5月の手入れ編』芝生の長さにムラが!芝刈りはどうするの?
6月の手入れ
6月になると日本芝の成長がさらに盛んになり芝生シーズン突入です。ただし、梅雨なので芝刈りのタイミングが難しい時期になります。天気予報をチェックし芝刈りのタイミングをみつけましょう。
週1ペースで刈り高は20㎜ぐらいを目安に天候をチェック!
伸ばし過ぎて芝刈りすると軸刈りになるので注意が必要です。
もし軸刈りになっても復活するので諦めないで下さい。
6月に行える作業
・雑草取り
・サッチング
・芝刈り
・目土
・肥料
・水やり
・病気対策
6月の詳しい手入れの内容はコチラになります。
⇒『芝生・6月の手入れ編』〇〇を理解して梅雨を一緒に乗りきろう!
7月の手入れ
7月に入り梅雨が明けると芝生の全盛期に突入します。と言っても梅雨明けは7月下旬ぐらいなので作業の内容は6月と変わりません。
気を付けておきたいのが気温の変化ですね。気温が30度を超えてくると注意するのが肥料・除草剤・殺菌剤散布になります。高温による葉焼けの原因にもなるので日中は控えてください。
梅雨時期に受けたダメージがジワジワと出始める頃ですね。
私の場合は藻に悩まされましたね。
この時期に多い病気や対策については下記ページをご覧ください。
7月に行える作業
・雑草取り
・芝刈り
・目土
・肥料
・水やり
・病気対策
7月の詳しい手入れの内容はコチラになります。
8月の手入れ
梅雨明け後、8月に入ると驚くほど芝生が元気になり1年の中で最も成長が活発になる時期です。ここまでコツコツと頑張ってきた成果が目に見えて分かります。
ただし、成長が活発なので芝生の長さは20㎜前後を目安に芝刈りの頻度を多くすることが美しい芝生を保つ秘訣です。
真夏日が続く8月に気を付けるのが水やりです。気温が高い日が続けば水不足となり、芝生が水を欲しがるサインを出します。このまま放置すると芝生は乾燥休眠の状態になり枯れていきますので芝生の状態をチェックしてください。
水不足による芝生のサイン
①葉が徐々に巻いてくる
②細く丸まり、針のようになる
③変色し始める
1年で最も芝生が綺麗な時期ですが、人間と同じで暑さ対策は必須になります。
水やりも奥が深く芝生が必要な水の量があります。
大まかな目安ですが1㎡あたり10リットルぐらいだと思って下さい。
知らない人は、この水の量に驚いたと思います。以前の私は全然足りてませんでした。
8月に行える作業
・雑草取り
・芝刈り
・水やり
・病気対策
8月の詳しい手入れの内容はコチラになります。
⇒『芝生・8月の手入れ編』やる作業は何?〇〇すると芝生が枯れる!?
9月の手入れ
9月中旬頃から日本芝は勢いが衰えてくる時期に入ります。芝生が乾燥しないようにチェックし水やりを行って下さい。
芝生の長さは20mm前後を維持するように心がけましょう。
今月からは来年春の芝生を意識しながら準備を始めていきます。ここで行う作業が来年春の芝生にいい影響を与えるので必要な作業をしていきましょう。
涼しい時間帯にのんびり芝生を眺めながら芝生を堪能してください。
今年の反省点を来年に生かしていきましょう。
9月に行える作業
・雑草取り
・サッチング
・芝刈り
・目土
・肥料
・水やり
・病気対策
9月の詳しい手入れの内容はコチラになります。
10月の手入れ
10月は芝生の成長がかなり衰えてきます。10月下旬ごろには今年最後の芝刈りになります。刈る高さは高めに設定することで冬の寒さ対策にもなります。
芝生の成長の衰えと共に芝生への関心が減ってくると思いますが、芝生の様子を見て水やりを忘れないようにしましょう。
肥料を撒く場合には肥料焼けしないように、たっぷりと散水して下さい。
10月に行える作業
・雑草取り
・サッチング
・芝刈り
・目土
・肥料
・水やり
・病気対策
10月の詳しい手入れの内容はコチラになります。
11月の手入れ
11月に入ると日本芝の成長は、ほぼ止まります。その為か手入れも止まってしまう傾向に…。
芝刈りや水やりといった作業は無くなりますが草取りや落ち葉拾いなど手入れすることはあります。
芝生への興味が薄れる時期ではありますが、来年春に向けてもう少し頑張りましょう。
11月に行える作業
・雑草取り
・肥料
・病気対策
11月の詳しい手入れの内容はコチラになります。
12月の手入れ
12月は、ほぼ休眠状態になり急に枯れている範囲が増えてきます。手入れはほとんどすることは無くなり草取りがメインの作業になります。
この時期に芝生の手入れをすると返って悪影響になりかねないので草取り以外は何もしないようにしましょう。
12月に行える作業
・雑草取り
12月の詳しい手入れの内容はコチラになります。
まとめ
ここまで読んでもらえたら毎月やるべき作業が分かって頂けたと思います。
ただし同じ作業でも時期によっては手入れの仕方が違うので注意してくださいね。
例えば水やりをする時間帯や量が春と夏では違うなどです。
年間管理で作業を把握することで不安が減ってきて自信に繋がります。
芝生の手入れは毎日の作業ではなく基本的に休みの日や空いた時間だけで充分綺麗になってくるので肩の力を抜いて芝生lifeを楽しんで下さい。
これで数か月先に起こる可能性のある病気が分かるので事前に予防や対策が立てれると思います。もし問題が起きたとしても読み返してもらえれば対処できると思いますので一緒に頑張りましょう。