・8月にする芝生の手入れって何をするの?
・この時期の水やりは、どのくらいのペースでするの?
1年で最も暑くなる8月。連日のように気温が上昇する中、芝生の手入れに悩む人が多いようです。
この時期は水やりについての悩みが最も多いですね。
暑い時期なので水やりがメイン作業になりそうだということは分かりますね。日の光をたっぷりと浴びた芝生に水をたっぷりあげるので芝生の成長が驚くほど早いです。
なので芝刈りも重要だということを忘れないでくださいね。
8月の芝生の手入れは芝刈り・水やりが主な作業になります。
私と同じように週末だけが休みの人が特に知りたいのは実際どのくらいの頻度で作業するかってことでしょう。
ここでは、この時期に行う作業ごとのペースと作業する時間帯の目安も紹介していますので、自分の生活に合ったスケジュール管理を作ってみてはどうでしょうか。
この記事を読めば8月にする手入れと作業量はどのくらいなのか。週末休みの人はどのように作業しているのかなど明確になるので、そんな悩みを抱えている人ほど最後まで読んでくださいね。
芝生(高麗芝)8月の手入れ
8月の芝生は年間を通して一番勢い良く成長する時期になります。ここまでコツコツ頑張ってきた成果が一気に表れます。
本題の8月の芝生の主な手入れは大きく分けて4つになります。
①雑草取り
②芝刈り
③水やり
④病気対策
では1つずつ見ていきましょう。
①雑草取り
雑草の生長が旺盛な時期になります。少し放置すると悲しくなるくらい生えてくるのでこまめに取り除くようにしましょう。
作業時間は熱中症にならないように朝か夕方に作業しましょう。っていうか昼間は暑くて作業どころではないですよね。
目安
雑草取りのペース : 3日に1回 又は 除草剤散布
作業する時間帯 : 朝または夕方
ちなみに私は雑草取りが嫌になったので春に除草剤を撒くようにしています。
ある除草剤を使うようになってからは雑草取りの作業がほとんど無くなりました。作業が大幅に減ったのでこの除草剤にホント感謝してます。
より雑草について知りたい人や私が使用している除草剤について興味がある人はコチラを参考にしてください。
→【芝生】おすすめ雑草対策は〇〇!これで作業が激減し悩み解決!
②芝刈り
芝刈りのペースは週1回ぐらいを目安にして芝生の高さは15~25mmぐらいが理想になります。
この時期の日中は気温が高いので芝生にも人間にもダメージになるので気温が比較的低い朝か夕方にするのが良いでしょう。
目安
芝刈りのペース : 週1回
作業する時間帯 : 朝または夕方
詳しい芝刈りの情報はコチラ
→【芝生】効率的な芝刈りを目指すなら最適な時期や頻度を知ろう!
③水やり
8月は気温が30度を超し乾燥してくる日が続く季節になります。そんな時期に水不足になると芝生に大ダメージを与えてしまいます。
ですので水やりは1~2日に1回あげるイメージで作業する時間帯は暑くない朝がベストですが夕方でも大丈夫です。日中の暑い時間帯の水やりは避けるようにしてください。
目安
水やりのペース : 1~2日に1回
作業する時間帯 : 朝または夕方
水を欲している芝生の葉は徐々に巻いてきてその後、針のように細くなるサインを出してくるので見逃さないようにしてください。
芝生の水不足のサインや詳しい水やりのやり方についてはコチラを参考にしてください。
→【芝生】正しい水やりの知識(頻度・適切な時間)意外と知らない散水量
私のように週末が休みの人は、朝少し早起きして水やりしましょう。
芝生の葉の様子を観察し葉が巻いてきたら水やりをすれば回数は減らせると思います。
④病気対策
8月にかかりやすい病気としては
・ラージパッチ
・カーブラリア葉枯病(ヘルミントスポリウム葉枯病)
これは梅雨時期に発生しやすい病気ですが8月でも気温が上がらない葉枯病が好む環境の日が続くと発生します。
私の場合は気が付くのが遅くて、その年は復活しませんでした。
ですので気が付いた時には、手遅れになる前にすぐに薬を撒き処置をしてくださいね。
目安
作業する時間帯 : 朝または夕方
8月の芝生の手入れでは〇〇に要注意!
8月は芝生が活性化してあっという間に芝生が伸びてきます。しかし一部成長が遅い部分が発生していると肥料をあげて成長を促進させたくなります。ここで注意して欲しいのは気温の高い時には肥料をあげないという事です。
なので8月の肥料は撒かない方がいいです。どうしてもという方は朝か夕方の気温が低い時間帯に施肥してください。
緑一面にしたい衝動にかられ昼間でも肥料をあげてしましがちですが、気温に注意しましょう。
8月に芝生が枯れた場合の対処法
8月に芝生が枯れる原因として考えられる3要素
・水枯れ
・病気
・害虫
対処法がそれぞれ異なるので注意が必要です。たとえ芝生が枯れたとしても芝生lifeが終了するわけではないので頑張っていきましょう。
自然回復する場合もありますが、ここでしっかり原因と対策を理解していれば今後の予防にも繋がりますので前向きに考えましょうね。
・水枯れ
水枯れとは水不足で枯れることです。
では、どうすれば水枯れにならないかというと、芝生をよく観察してみて下さい。水不足の状態になってくると芝生がSOS信号を出してきます。その確認方法は芝生の葉の先端が細く丸まった状態になってきます。この状態が続くと枯れてしまうので、そうなる前に水やりを行いましょう。
8月の日中は水やりは控えましょう。早朝か夕方の気温が下がった時が良いでしょう。
・病気
芝生も人と同じで病気になります。芝生の場合は徐々に枯れ始めてどんどん広がっていきます。
人が病気になった時に薬を飲んで治すのと同様に芝生も殺菌剤という薬を与えます。病気の種類によって殺菌剤の種類が違いますので間違った殺菌剤を撒いても効果が得られません。なので何の病気になったのか判断する必要があります。
ただ、どの病気になったのか判断するのがホント難しいです。
先ほども紹介しましたが、8月に多い病気は下記にあげますので病気になった時に検索して調べてみて下さい。
・ラージパッチ
・カーブラリア葉枯病(ヘルミントスポリウム葉枯病)
病気の種類によって枯れ方が違いますので、よく観察してみて下さい。
・害虫
8月は芝生の成長が旺盛なので被害が分かりにくいです。
害虫が芝生を食べるよりも芝生の成長が早いため気が付きにくいです。
ただし害虫が多く発生している場合には一部分が枯れたり、芝生の密度が低下したりなどの症状がでてきます。そうなればスミチオンなどの殺虫剤を使用することをおススメします。
『芝生』8月にやるべき手入れ【まとめ】
芝生の手入れ『8月』
①芝刈り
②水やり
③雑草取り
④病気対策
1年を通して最も生長が盛んになる8月の芝生は見ごたえ抜群!
しかし生長が盛んということは芝生の手入れも大変な時期です。しかも猛暑となる8月。
なので手入れする時間帯も朝か夕方に行うように心がけましょう。日中に作業すると芝生に与えるダメージも大きいですが自分自身も熱中症になる可能性があるので注意してください。
上記4つの中のメイン作業となるのが『芝刈り』『水やり』になるので、この2つの作業のポイントをしっかり押さえておけば問題ありません。
しかし、ここまでしっかりと手入れを行っていたとしても誰もが通る芝生が枯れるという現実。
芝生が枯れるのは必ず原因があります。早目に対処できれば芝生も復活しますので安心してください。
8月に芝生が枯れる原因
・水枯れ
・病気
・害虫
私はカーブラリア葉枯病になりましたが、すぐに治るだろうと安易に考えてたら徐々に枯れる範囲が広くなって大変ことになりました。結局、病気になった範囲は芝生が無くなりました。
この経験から芝生の様子がおかしいと思ったら安易に考えずに早急に対応しないと日々の努力が悲しい結末に繋がるということがわかりました。
私のような苦い経験をしないためにも定期的な芝生のチェックをするようにしましょう。
各月ごとに行っても良い芝生の手入れが何か知りたい人はコチラから
⇒【芝生】年間管理表!これさえ見れば毎月の作業に迷いが無くなる!