『芝生・5月の手入れ編』芝生の長さにムラが！芝刈りはどうするの？

5月は芝生全面に新芽が生え揃い4月よりも全面が緑色になってくるので目で楽しめる時期になります。

ということは、芝生も徐々に成長スピードが増してくるので芝刈りが必要になってきます。

ただし、5月の芝生は成長にムラが出やすいですのが特徴です。

庭全体の芝生が伸びてくるというよりも端の方が成長が早いので芝刈りは端だけという事もあります。

芝刈りがやりたくてウズウズする気持ちは分かりますが、刈り高を下げるのはやめてくださいね。軸刈りの原因になるので刈り高は守るようにしましょう。

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梅雨が開ければ芝生全体が一気に伸びてくるので心配しなくても大丈夫です。
この時期は全体が均一の長さになるように伸びている芝生を刈るぐらいだと思ってください。

そもそも芝刈りや水やり以外に5月に行ってもいい作業って何があるのかなどなど…

季節によってはＮＧな作業もあるので注意してくださいね。

ここでは、この時期に行う作業ごとのペースと作業する時間帯の目安も紹介していますので、自分の生活に合ったスケジュール管理を作ってみてはどうでしょうか。

この記事を読めば5月にする作業が何があるのかが明確になります。作業が明確になればスケジュールを組みやすくなると思いますので最後まで読んでくださいね。

芝生（高麗芝）5月の手入れ

5月の芝生は新芽が生え揃い全面が緑色になる時期です。

では本題の5月の芝生に行える手入れは以下になります。

では1つずつ見ていきましょう。

①雑草取り

5月にもなると雑草の成長も旺盛になり、雑草との闘いにもなってきます。

雑草取りをしているといろんな種類の雑草が生えていることに気が付くと思います。ハマスゲ、カタバミ、スギナが私の庭では活発に活動してました。

これらの雑草は地下茎で繁殖する雑草たちで特に厄介です。地上部を抜いても地中の根が生きてるので、どんどん増えてきます。

私は週末が休みですが休みのたびに雑草が伸びているのでガッカリします。たった1週間で元通りなのですから。

この雑草取りの地獄から解放されるには除草剤しかありません。

ある除草剤を使うようになってからは雑草取りの作業がほとんど無くなりました。作業が大幅に減ったのでこの除草剤にホント感謝してます。

雑草についてもっと知りたい人や私が使用している除草剤について興味がある人はコチラを参考にしてください。

→【芝生】おすすめ雑草対策は〇〇！これで作業が激減し悩み解決！

②サッチング

枯芝が堆積してくると土壌の状態が悪化してくるので1年に2～3回サッチングすれば十分です。

梅雨に入る前には1度サッチングすることをオススメします。

芝生の手入れ作業の中で最も重労働なのがサッチング作業だと私は実感しています。そのサッチング作業を低予算で済まそうと初めてサッチングを行った時、熊手とレーキを使って手作業で行いました。

この作業で2日もかかり、取り残しを多いという最悪の結果に…。

この経験を活かしサッチングマシーンを導入しまいた。初期投資はいりますが作業時間の大幅な短縮となにより、あれだけ大変だった作業が嘘のように楽になりました。

サッチングが分からない人や、もっと詳しく知りたい人はコチラを参考にしてください。
→【芝生】サッチングするオススメな時期は？時短方法を知ると作業が楽に！

③芝刈り

芝刈りのペースは2週間に1回ぐらいを目安にして芝生の高さは15～25ｍｍぐらいが理想になります。

ただし5月の芝生は成長にムラがあります。特に端の方が伸びてくるので端だけを刈るようになると思います。

無理に刈り高を低くし全体を刈ろうとすると軸刈りになる可能性があるので注意してください。

詳しい芝刈りの情報はコチラ
→【芝生】効率的な芝刈りを目指すなら最適な時期や頻度を知ろう！

④目土

各月の手入れで目土を行う理由は2つあります。

芝生にダメージがある作業を行った後には目土をして茎を覆い保護するイメージだと思ってください。

この他にも目土作業には凸凹を修正する役割があります。これは芝刈りがやり易くなったり、水が1ヵ所に溜まらなくなったりなどメリットがあります。

ただし芝生が隠れるくらい一気に目土をすると芝生は枯れてしまうので注意が必要です。

下記の記事では目土のやり方や効果などについて説明してますので参考にして下さい。
→【芝生】目土をする最適な時期は？入れ方を間違えると大変なことに！

⑤水やり

5月になると気温が徐々に上がってきます。最高気温が25℃近くにもなると水不足の症状が出始める頃でもあります。雨が降れば大丈夫ですが降水量が少ない地域は注意が必要ですね。

水不足になると成長阻害や病害虫の原因になったりなど芝生にとって悪循環になりますので、天候や芝生の状態をチェックしながら適度に水やりをして下さい。

水を欲している芝生の葉は徐々に巻いてきてその後、針のように細くなるサインを出してくるので見逃さないようにしてください。

芝生の水不足のサインや詳しい水やりのやり方についてはコチラを参考にしてください。
→【芝生】正しい水やりの知識（頻度・適切な時間）意外と知らない散水量

私の場合は芝生の状態を見ながらですが、1週間に1回ぐらいのペースです。芝刈りをした後に水やりするぐらいの気持ちで大丈夫です。

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芝刈りやサッチングなどの作業したら最後に水やりは必ずやるようにしましょう。

⑥肥料

肥料については各肥料に散布月や散布量が記載しているので必ず読むようにしましょう。

肥料の種類は大きく分けて3つあります。

この中でも有機肥料もしくは固形肥料を使うようになると思いまう。

私が使用している肥料は固形肥料になり散布月は『3月5月7月9月11月』になっているので、この更新作業時に一緒に散布するようにしてます。

肥料についてはコチラに詳しくまとめてるので参考にして下さい。
⇒【芝生】肥料を撒く最適な時期・回数を要チェック！やりすぎは禁物！

④病気対策

5月にかかりやすい病気としては

ラージパッチ（葉腐病）は日本芝の定番の病気になります。このラージパッチは5月になると勢いが増してきます。

多湿の天候が続くときは芝の葉を観察してください。赤く枯れた葉がでてくるとラージパッチの初期症状になります。

ラージパッチだと分かれば下記の殺菌剤を散布してください。

上記以外にもラージパッチに有効な殺菌剤はあると思いますので説明書通りに散布してください。

殺菌剤を散布する場合は展着剤も混ぜるようにして下さいね。

ラージパッチを予防するには「ケイ酸」や「カルシウム」「カリ」などの栄養素を与え土壌に病原菌が繁殖しにくい環境を維持するようにしてください。

5月の芝生の管理では〇〇に要注意！

5月は害虫にも注意が必要になってきます。

シバツトガやコガネムシなどの害虫の成虫を見かけたら卵を産みつけられているかもしれません。

害虫の食害が始まると芝生は変色し始めたり、枯れたりなどの変化が出始めるので芝生をよく観察してください。

もし害虫を見つけたら早目に殺虫剤を散布することをオススメします。

我が家で常備している殺虫剤はこの2つになります。

『ダイアジノン粒剤5』は粒状で手で撒いていけるタイプなので初心者でも扱いやすいです。撒きたい時にすぐに撒けるので重宝してます。

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薬剤なので手袋は付けてくださいね。

『芝生・5月の手入れ編』【まとめ】

芝生の手入れ『5月』

上記は5月に行える手入れなので自分に合った作業をチョイスして下さいね。

肥料などは取扱説明書に散布月が記載されてますので参考にして下さい。

芝刈りがしたくてウズウズするのは分かりますが、まだ伸びてない芝生を短く刈ることは避けるようにしましょう。そんなことしないよーと思うでしょうが実際に刈る高さを低くして軸刈りをしたという声を聞いてます。

okamaru

そんな私も経験者です。
芝刈り機が使いたくてつい…

ちなみに5月で一番大変だと思ったことは雑草取りでしたね。何の知識もなかった私は休みの日にひたすら雑草取りをしてました。

取れば減るものだと勘違いして…。

毎週毎週休みになると雑草取り。先週あんなに頑張って取ったはずなのになぜと思いながらも雑草取ってました。

この雑草取りの時間が無駄だと思って悩んでいる人は是非、除草剤をオススメします。除草剤にもたくさん種類があります。この中でも私が使用して一番良かったものが『シバゲン』になります。

シバゲンを使うようになってからは、ほとんど雑草取りはしてないので悩んでいる人は使ってみて下さい。

各月ごとに行っても良い芝生の手入れが何か知りたい人はコチラから
⇒【芝生】年間管理表！これさえ見れば毎月の作業に迷いが無くなる！