・4月にする手入れって何をするの?
・この時期にすでに綺麗な芝生になっている人もいるけどなんで?
・芝刈りの時期だけど何㎝ぐらいにすればいいの?
芝生が徐々に緑色になってきてそろそろ芝刈りをする時期の人もでてきますね。
そもそも芝刈りや水やり以外に4月に行ってもいい作業って何があるのかなどなど…
季節によってはNGな作業もあるので注意してくださいね。
難しく考えなくて大丈夫。
基本作業は芝刈り+水やり。あとは芝生の状態に合わせてやっていく作業だと覚えましょう。
ここでは、この時期に行う作業ごとのペースと作業する時間帯の目安も紹介していますので、自分の生活に合ったスケジュール管理を作ってみてはどうでしょうか。
この記事を読めば4月にする作業が何があるのかが明確になります。作業が明確になればスケジュールを組みやすくなると思いますので最後まで読んでくださいね。
芝生(高麗芝)4月の手入れ
4月の芝生は新芽が出始めて緑色に染まり始める時期です。
では本題の4月の芝生に行える手入れは以下になります。
①雑草取り
②サッチング
③芝刈り
④目土
⑤水やり
⑥肥料
⑦病気対策
では1つずつ見ていきましょう。
①雑草取り
雑草が所々に出てくる時期です。放置してると後で痛い目に合うので気が付いた時に少しずつ雑草を取るようにしましょう。
私は雑草を取る時間を少しでも短縮するために4月上旬には除草剤を散布します。
目安
雑草取りのペース : 1週間に1回 又は 除草剤散布
作業する時間帯 : いつでもOK
ある除草剤を使うようになってからは雑草取りの作業がほとんど無くなりました。作業が大幅に減ったのでこの除草剤にホント感謝してます。
雑草についてもっと知りたい人や私が使用している除草剤について興味がある人はコチラを参考にしてください。
→【芝生】おすすめ雑草対策は〇〇!これで作業が激減し悩み解決!
②サッチング
枯芝が堆積してくると土壌の状態が悪化してくるので1年に2~3回サッチングすれば十分です。
先月更新作業でサッチングを実施していれば4月は不要な作業になります。
芝生の手入れ作業の中で最も重労働なのがサッチング作業だと私は実感しています。そのサッチング作業を低予算で済まそうと初めてサッチングを行った時、熊手とレーキを使って手作業で行いました。
この作業で2日もかかり、取り残しを多いという最悪の結果に…。
この経験を活かしサッチングマシーンを導入しまいた。初期投資はいりますが作業時間の大幅な短縮となにより、あれだけ大変だった作業が嘘のように楽になりました。
作業時間
2日間 → 2時間
目安
サッチングのペース : 1年に2~3回
作業する時間帯 : いつでもOK
サッチングが分からない人や、もっと詳しく知りたい人はコチラを参考にしてください。
→【芝生】サッチングするオススメな時期は?時短方法を知ると作業が楽に!
③芝刈り
芝刈りのペースは2週間に1回ぐらいを目安にして芝生の高さは15~25mmぐらいが理想になります。
目安
芝刈りのペース : 2週間に1回
作業する時間帯 : いつでも
詳しい芝刈りの情報はコチラ
→【芝生】効率的な芝刈りを目指すなら最適な時期や頻度を知ろう!
④目土
各月の手入れで目土を行う理由は2つあります。
①サッチングなどの作業の後に芝生を保護する為
②凸凹を修正する(不陸調整)
芝生にダメージがある作業を行った後には目土をして茎を覆い保護するイメージだと思ってください。
この他にも目土作業には凸凹を修正する役割があります。これは芝刈りがやり易くなったり、水が1ヵ所に溜まらなくなったりなどメリットがあります。
ただし芝生が隠れるくらい一気に目土をすると芝生は枯れてしまうので注意が必要です。
下記の記事では目土のやり方や効果などについて説明してますので参考にして下さい。
→【芝生】目土をする最適な時期は?入れ方を間違えると大変なことに!
⑤水やり
4月はまだ涼しい季節なので、そんなに神経質にならなくて大丈夫です。
私の場合は芝生の状態を見ながらですが、2週間に1回ぐらいのペースです。芝刈りをした後に水やりするぐらいの気持ちで大丈夫です。
目安
水やりのペース : 2週間に1回
作業する時間帯 : いつでも
水を欲している芝生の葉は徐々に巻いてきてその後、針のように細くなるサインを出してくるので見逃さないようにしてください。
芝生の水不足のサインや詳しい水やりのやり方についてはコチラを参考にしてください。
→【芝生】正しい水やりの知識(頻度・適切な時間)意外と知らない散水量
何か作業したら最後に水やりは必ずやるようにしましょう。
⑥肥料
肥料については各肥料に散布月や散布量が記載しているので必ず読むようにしましょう。
肥料の種類は大きく分けて3つあります。
①有機肥料
②固形肥料
③液体肥料
この中でも有機肥料もしくは固形肥料を使うようになると思いまう。
私が使用している肥料は固形肥料になり散布月は『3月5月7月9月11月』になっているので、この更新作業時に一緒に散布するようにしてます。
肥料についてはコチラに詳しくまとめてるので参考にして下さい。
⇒【芝生】肥料を撒く最適な時期・回数を要チェック!やりすぎは禁物!
④病気対策
4月にかかりやすい病気としては
・春はげ症
・立枯病(ゾイシアディクライン)
・ラージパッチ
重症化しなければ、春はげ症や立枯病は6~7月には自然に回復するので安心してください。
ラージパッチを予防するには「ケイ酸」や「カルシウム」「カリ」などの栄養素を与え土壌に病原菌が繁殖しにくい環境を維持するようにしてください。
もしラージパッチが発症したらバリダシン液剤やロブラール水和剤などのラージパッチに効果のある薬剤があるので散布するようにしましょう。
目安
作業する時間帯 : 朝または夕方
4月の芝生の管理では〇〇に要注意!
芝生の管理は芝生だけではありません。
道具たちの管理も重要になってきます。いざ芝刈りしようと思っても刃が錆びていては意味がありません。
この時期はこれから来る芝生の作業に備えて道具のメンテナンスを重視する月にしてはいかがでしょうか。
先月までは少し肌寒かったので外での作業がやりずらい人もいると思いますが4月は気温も上がり作業がやり易くなりますので頑張ってメンテナンスして下さい。
『芝生・4月の手入れ編』【まとめ】
芝生の手入れ『4月』
①雑草取り
②サッチング
③芝刈り
④目土
⑤水やり
⑥肥料
⑦病気対策
芝生が徐々に緑色に色つく4月。
先月とは明らかに変化している芝生にワクワクする気持ちが湧き上がってくるでしょう。
しかしこの時期に行う作業としては2週間に1回程度の作業となるのでがっかりする人もいるでしょう。
なので道具のメンテナンスを行うようにしましょう!
各月ごとに行っても良い芝生の手入れが何か知りたい人はコチラから
⇒【芝生】年間管理表!これさえ見れば毎月の作業に迷いが無くなる!