・肥料は何を使えばいいのか分からない。
・肥料によって撒く時期や回数の違いはあるの?
・肥料を撒くうえでの注意点が知りたい!
などなど芝生初心者にとって大きな壁となる肥料。
私も芝生の手入れを本格的に始めたころ、芝生を緑色の絨毯にするには肥料が必要だ!と思ってホームセンターに肥料を買いに行きました。
しかしお店にはたくさんの肥料の種類があり何を選んでいつ撒けばいいのだろうと悩んで悩んで分からなくなり、結局何も購入せずに帰ったということもありました。
あの頃の自分に言いたい!
『行動あるのみ!小さな一歩が大きな前進!』
撒く肥料の量さえ間違わなければ、とりあえず自分の気になる肥料を撒いてみる。この行動が大事なんです。
あの頃の私と同じように悩んでいる人は、この記事を読んで肥料を選ぶポイントを参考jにして下さい。
この記事を読めば
①肥料の種類
②肥料を撒く最適な時期・回数
③注意点
が分かるようになります。
記事の最後には実際に私が使っている肥料を紹介しますので参考にして下さい。
私は芝活10年目。9年目までは、たまに芝刈りする程度でしたが10年目は芝生について勉強し実践。その結果、芝生が劇的に変わりました。知識って大事だと思い少しでも皆さんに日本芝の手入れについて伝えていきたいと思います。
肥料の種類について
結論から言うと肥料を撒く撒かないとでは芝生の生育に大きな違いが出てくるので撒くようにしましょう。
肥料の種類は大きく分けて3つの種類に分類されます。
①有機肥料
②化成肥料
③液体肥料
このうち有機肥料・化成肥料のどちらかを選ぶようになります。
私の場合は主に化成肥料を使ってますが、年に何回かは有機肥料も撒くようにしています。
これは化成肥料のみだと成分が偏るので両方使うようにしてます。
最盛期前には液体肥料を撒いてます。
ちなみに初めて肥料を使う場合には化成肥料をオススメします。
化成肥料にはメーカーから推奨されている肥料の撒き方が記載されているので、そこを間違わなければ綺麗に芝生が生育していきます。
ですので初心者の方はまずは安心して撒ける化成肥料を使ってみて肥料の効果を体感してみてください。
そのあとで有機肥料・液体肥料などの肥料を検討してはいかがでしょうか。
各肥料の特徴
有機肥料の特徴
・効果が長く持続する。
・頻繁に肥料を撒かなくていい。
・臭いがきつい。
特徴としては、この3点になります。速効性の肥料ではないので効果が表れないからと肥料を追加であげていると栄養過多になってしまうので取扱注意点をよく読んで散布してください。
粉上の有機肥料を散布するときは風が強い時には散布できないので注意してください。
撒こうとしても風にあおられて飛ばされてしまいます。
有機肥料は初心者には扱いにくいでしょうが肥料としては、かなり優れてます。肥料の散布に慣れてくれば必ず有機肥料が使いたくなってきて使用するようになると思いますよ。
化成肥料の特徴
・比較的即効性がある。
・臭いがほとんど無い。
・粒上なので撒きやすい。
・初心者には扱いやすい。
・何年も化成肥料を使うと栄養バランスが偏る。
大きな特徴としては5つになります。
比較的肥料の効果も早く出てくるので初心者の人はすぐに体感できるのでオススメです。
臭いもほとんどないので周囲に迷惑かけないので安心して使用できます。さらに化成肥料のメーカーから散布量や散布時期など決められてるので初心者には扱いやすいです。
ただし化成肥料には大半がチッソ・リン酸・カリの主要三要素しか入ってないので化成肥料だけを何年も使用していると栄養バランスが崩れる要因にもなってきます。
化成肥料をメインの肥料として使う場合には他の栄養素をどうやって取り入れるか考えておく必要があります。
液体肥料の特徴
・即効性が抜群!
・液体なのでまんべんなく撒布できる。
・芝生の面積が広いと作業が面倒になる。
液体肥料の特徴としては3つになります。
液体の原液を水で薄めて使う肥料です。液体なので芝生の根に浸透してすぐに吸収するので即効性が優れています。さらに液体なので、まんべんなく綺麗に散布できます。
しかし1番の問題は使い勝手が悪いということです。液体肥料は水で薄めて使い『じょうろ』で散布するのが一般的な方法ですが庭の面積が広くなると何度も作って散布しを繰り返します。
液体肥料には、いろんな種類があります。ちなみに我が家の液体肥料はメネデール芝肥料を使っていて庭の面積は70㎡です。
メネデール芝肥料
500~1000倍に薄めたものを1平方メートルあたり2~3L散布
私は8Lの『じょうろ』を使用してるので1回の散布面積は4㎡程度になります。
庭の面積が70㎡なので70÷4=17.5→18回も繰り返し散布しなければなりません。この作業が段々と面倒になってきます。
そこで登場するのが『スプレイヤー』になります。
スプレイヤーはホースをつけるだけでらくらく散水しながら液体肥料の散布が一緒にできる優れものです。我が家ではまだ購入してませんが購入予定なので購入後にレビューしようと思います。
スプレイヤーが上手く使えれば液体肥料のデメリットの作業効率が改善できるので液体肥料が使いやすくなるので楽しみです。
肥料の散布時期・注意点
肥料の種類によって散布時期や散布量が変わってきます。各肥料の取扱説明書に記載しているのでを読んで使用してください。
ちなみに私が使用している化成肥料の散布時期は3月5月7月9月11月。
散布量も決められているので分かり易いです。
肥料を撒く時の注意点は3つあります。
①散布量
②気温
③散水
決められた散布量を守る
各肥料には散布量が決められています。肥料を多くやりすぎると肥料焼けの原因にもなります。逆に肥料が少なすぎると思うように成長せずに悩みを増やすことになります。
最初は取扱説明書に記載されている通りに散布時期・散布量を守り芝生の様子によって調整するようにしてください。
気温に注意
気温が高い時期の散布は葉焼けの原因になるので注意してください。。
葉焼け
葉に肥料が付着した状態のまま高温状態が続くと芝生の葉が枯れる。
散布時期には夏場の7月9月といった時期もあります。そういった時期は朝か夕方の涼しい時間帯に作業し散布後にはたっぷりと散水することを忘れないようにしましょう。
散水
散水に関しては気温が高い時期だけじゃなく肥料を散布した後には散水するように心がけましょう。
散水する理由としては
①葉についた肥料を洗い流す(葉焼け防止)
②肥料を水と一緒に吸収させる。
めんどくさくて今日は肥料散布だけしよう!ってなってしまうと後で痛い目にあうので水やりだけは必ずやりましょう。
タイミング的には雨の日の前日だと水やりせずに済むので最高ですね。
私が使っている肥料達
私が主に使っている肥料はコチラになります。
化成肥料
バロネス 芝生の肥料
有機肥料
スーパーグリーンフードS
万緑-NHT
エンザアミン
液体肥料
メネデール芝肥料原液
主としては愛用しているのは化成肥料のバロネス(芝生の肥料)になります。
この肥料を使った感想は芝生が劇的に生まれ変わり家族も感激するほどです。一面緑の芝生に変身たので私自身も驚きました。この肥料を選んで正解でした。
たまに使用しているのは液体肥料のメネデール芝肥料原液になります。即効性があるので剥げている場所などに使用する程度です。
肥料が芝生にとっていいことだと身をもって体感できたので今後の課題としては化成肥料ばかりだと土壌の成分が偏ってくるので将来的に有機肥料も視野に入れたいので実験的にスーパーグリーンフードSを使用してみました。
この有機肥料に関しては今後どこかでレビューしようと思います。
まとめ
芝生にとって肥料は欠かせない大事なものだということが分かっていただけたと思います。
ただし肥料散布するには注意する点もあるということを理解してくださいね。
各肥料には肥料を散布する最適な時期・正しい量があるということ。そして散布後にはしっかりと散水するということ。
このことを守って肥料を散布するだけで芝生は生まれ変わります。さらに芝生を劇的に変化させるには、その他の芝生の手入れをしかっりと行うと周囲も驚くような変化を体感することができるので頑張ってやってみてください!
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